長野県バス事故!運転手の過酷な環境(高速料、自己負担も)
長野県軽井沢町のスキーバス事故で,国土交通省は1月29日
バスを運行していた「イーエスピー」、貸し切りバス事業許可
の取り消し処分を出す方針だ。
監査では、バス運転手に対して「運行指示書」をしていない。
また国に届け出た基準価格を下回る安値での契約が複数あっ
たことが分かった。点呼記録の虚偽記載などもあり
道路運送法に違反する事例が複数確認された。
国土交通省は1月29日、バス会社に立ち入り検査を行った。
道路運送法違反による処分は、各違反ごとに点数を合計して
決定するが「イーエスピー」許可取り消しに相当する。
国土交通省は2月にもバス会社に聴聞の機会を与えて、正式
に処分するようです。またバス会社「イーエスピー」も
バス事業から撤退する意向のようだ。
安全管理が出来ていないとして最も厳しい処分の決定だ!
この問題はバス会社「イーエスピー」の安全管理体制の
ずさんさでの、重い処分だけでは片付けることは出来ない。
現在のバス業界の構造的な問題も関係しているのでは!
必要以上の価格競争・そしてバスドライバーの過酷すくぎる
勤務体制だ。ドライバーの高齢化ですね。
ドライバーにとっては厳しい環境だ。会社に逆らえば
明日から働く場所がなくなるのだ!
格安ツアーでの第一条件は経費削減。路上駐車で客を乗て、
駐車代を省くのは普通ですね。ガソリンは使いすぎると・・
高速道路の料金も上限があり、必要以上に高速を利用して
上限を超えると自己負担させられることもある。
このようなことでドライバーを取り巻く環境はかなり
厳しくなっているのが現状だ。
今回のバス事故で「イーエスピー」に厳しい処分を
下しても構造は変わりませんね!
バス業界全体の見直しが必要になるでしょね!